鄙びた洗練が際立つ宿

2012.01.08

庭を眺める座敷もいいが、近年、若主人が設えたカウンター席も、料理される様を間近に眺められて愉しい。ゆったり寛ぎながらなら座敷、料理をメインにならカウンター席。目的に応じて選び分け、予約の際に確認しておけばいい。山菜、野草、川魚と、本来京都が山国であることを教えてくれる、そんな料理が並ぶ。そして見るべきは料理のみならず、その建築、或いは設え、更には趣向と、全てに鄙びた洗練が際立つ宿の空気である。これ
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船好きの船もそろそろ限度

2012.01.08

二、〇〇〇人ものお客さんの乗り降りは、たいへん手間のかかるものでわずらわしい。特に沖に錨を入れてサンパンに乗り移ってというのは、ご老人も多いのでえらく時間がかかる。大型船の欠点とすれば人が多すぎて時間を食うということと、同じく多すぎて船内のなじみが薄く船客同士の一体感がうすれることが挙げられる。しかしながら全体の傾向としては大型化に向かっていて、数年のうちに続々と巨大客船が誕生する。得ている情報の
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絶妙のアクセント、食が進む

2012.01.08

京都は、お茶漬けも名物のひとつ。いわゆる「ぶぶ漬け」。これに纏わる伝説は諸説ぷんぷん。京都人気質は様々に解釈されているが、それはさておき、この「お茶漬け」の供に、京都で近年、人気を呼んでいるのが、ちりめん山椒とお茶漬け鰻。その元祖とも言うべきが大和大路三条に堂々たる店を構える「かね正」の「お茶漬け鰻」。関東風に言うなら鰻の佃煮。鰻を白焼きにしてから、醤油や酒で炊き上げる。しっかりと焼いてあるので身
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常連で有名になった

2012.01.07

航海中の公室の使い方として、私の「ロイヤル・ヴァイキング・スター号」での一日をご紹介しよう。まず昼前一一時頃にいちばんトップの見はらしのよい展望室ステラポラリスルームで、アニーのロックを二杯ほど飲んで真昼の南シナ海をじっと見る。食事はダイニングルーム。この船は船腹を延長して広げたのでワンシッテイング、つまり多くの船は早番・遅番二度に分けて食事をとるのが常識となっているが、この船は一度で全員が食事を
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スローサイクリングは時間の旅

2012.01.07

スローサイクリング、という字面からは、ほとんどの人が「のんびり」とか「ゆっくりという走行感を連想するだろうし、スローライフやスローフードという言葉や概念に通じている方には、新しいライフスタイルや手間ひまかけた本物志向のレクリエーションなどが類推されるだろう。まあしかし、私自身は、自転車の旅や愉しみに「こうでなければならぬ」などないように、「スローなサイクリング、かくあるべし」という定義づけなどしな
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